ソシアルダンスが趣味のお客さまの足のケア

私の働いているお店のお客様でソシアルダンスがご趣味の方がいます。
凹足でアキレス腱も硬く、スネは勿論、太腿までかなり硬くなっています。

こういった場合、通常ならローヒールの靴をオススメしてなるべくご自宅でも
ケアしていただくようアドバイスするのだと思いますが・・・
かなり熱心にダンスをされているので、大会前だと1日中レッスンしたり
しているそうです。
しかも仕事のお付き合いの関係でゴルフにも定期的に行かれるそう。

ご自信でのケアが難しいようなので、この場合は
レッスン以外の時はなるべくローヒールの靴を履いてもらう。
定期的に足のほぐしを受けにきてもらう。
をして、気長に対応するかたちで良いのでしょうか?

【スクールより】

足の筋肉の硬直がひどくなると、筋肉に炎症が起きて痛んだり、
アキレス腱の断裂や肉離れなど思わぬ大きなケガにもつながりますので、
少しでも柔軟性を回復するようなケアを継続する必要があります。

望ましいケア法:

・普段履く靴のヒールは低くしたいのですが、あまり低いと違和感が
 強くなって敬遠するケースも多いので受け入れ可能な低さにしてください。
・足裏~ふくらはぎ~ふとももの硬直をゆるめるトリートメント
(練習後や大会の前後などは特に重点的に)
・自宅ではストレッチがおすすめです。
・アーチサポートパッドによるマッサージ効果も利用します。
 3軸に高さを出すためプレーンシートを同じ形にカットして下敷きにし、
 足裏を軽く押上げる程度にセッティングします。
・ここまでのケアにウォーキングセラピーを加えます。
 特に、足のローリングを意識した正しいフォームのウォーキングは、
 フットとレッグ全体の筋肉の柔軟性を回復するのに有効です。

凹足の人が急に歩くと危険ですから、足と靴のケアをまず先行させて
コンディションを回復させてからウォーキングセラピーを導入していきましょう。
いずれにせよ、長丁場のケアの継続が必要になりますが、
ソシアルダンスを楽しむためにはそれなりの足のメンテナンスが必要と
認識してもらいましょう。

足長に左右差がある場合の調整

足長の左右差が5mmある方がいます。(右が小さい)
靴のサイズは、左に合わせて買っています。
その場合、右にはどのような調整をすればよいでしょうか。

【スクールより】

足長に左右差がある場合は、
大きい方に合わせて購入し、左右それぞれの足囲を
プレーンシートで調整すれば大丈夫です。

ご質問のケースでは、右の方に多く入れます。

皮膚科の病院で「靴外来」を任された卒業生からのお便り

★卒業生で看護師の佐藤福子さんが、勤務先のクリニック(皮膚科)で
『靴外来』としてシューズセラピーに取り組まれています。

佐藤さんから以下のメッセージをいただきました。

♪シューズセラピーは、皮膚科診療の後Drから依頼を受け、
靴外来という名で土曜日の午後予約で1~2名ほど実施しています。
主に外反母趾、開張足、タコ、魚の目の方々がいらっしゃいます。
年齢層は50~60代位の女性が多いでしょうか。

テーピングおよび靴の選び方などは、普段の外来診療中にDrの元で指導しています。
患者さんからは、特にテーピングをした足としていない足を比べて感動する声などは
すぐに返ってくる嬉しいことです。
また、インソールをいれて立ったとき
「ああ 指が地面を踏んばってます」と正しい感じ方をしてもらえたりも嬉しいですね。

足のことや靴のトラブルは私というように声をかけてくださるようになりました。
まだまだ未熟な私ですが、期待にこたえられるようレベルアップしていきたいと思います。

むくみ対策の着圧ストッキング・推奨商品

むくみの発生を抑えるのに、着圧ストッキングが有効とのことですが、
条件を満たすのがどの製品なのかよくわかりません。

AFAで推奨できる製品が売られているか、教えてください。

【スクールより】

着圧ストッキングの件ですが、以下の製品が良いと思われます。
メディカルステイフィット
http://www.train-shop.net/msf/kodawari.html

ホームページの記載によれば、
減圧方式も「無段階」と実質的には同じ程度のもののようです。

いろいろなタイプが載っていますが、
140デニール パンストまたは太もも丈を推奨

280デニールは圧が強すぎて着脱に苦労すると思われます。

*着圧ストッキングは履き方によって効果が相殺されることがありますので
こちらのコラムは参考にするとよいと思います。
http://www.train-shop.net/msf/slowstocking.html

靴底の横アーチの部分が削れてしまう男性営業職の方

男性で、営業職の方です。

靴底の横アーチの部分がかなり早く削れてしまうそうです。
この場合、歩き方の矯正以外にサポートできるケアはありますか?
(内股が強い方です)

【スクールより】

開張足と思われますので、

・ヒールは低く(男性なので大丈夫とは思いますが)
・3軸アーチパッド
・プレーンシート
・横アーチテーピング

つま先から着地している可能性があるので、
・ヒールコンタクトの習得(かかと着地)
・ふくらはぎの筋肉をゆるめるトリートメント、ストレッチ

歩行時に趾を使うことを意識させる

こんな感じでケアしてさしあげてくださいね。

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